今回は、なかなか物語を読み進めることのない私が、職場の人に勧められてドはまりし、一気読みした本「スピノザの診察室」/著:夏川草介について紹介します。
「スピノザの診察室」は京都が舞台の医療のお話ですが、決して重すぎることなく、むしろ楽しく面白く読み進めることができました!
私は京都の街が大好きで、昔住んでいたこともあるので、知っている場所や銘菓が出てくると懐かしい気持ちになりました。

手元に置いておきたい1冊「スピノザの診察室」に出会えて嬉しいです!

「スピノザの診察室」ってどんな本?(あらすじ)
夏川草介の小説「スピノザの診察室」は、京都の地域病院が舞台になっています。
内科医である主人公・雄町哲郎は、最愛の妹が若くしてこの世を去り、一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で将来を期待された凄腕医師だった。
哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むのだが・・・・・。
ここが魅力的!心に残った3つのポイント

ポイント1:患者さんを包み込む「マチ先生」の圧倒的な安心感
スピノザの哲学を散りばめたマチ先生の診察は、患者さんやその家族の心だけでなく、本を読む私たちの心の不安までほぐし、安心させてくれます。
ポイント2:情景が目に浮かぶ「京都」の温かい雰囲気
マチ先生は京都の街を自転車で移動します。出勤も往診も自転車で向かいます。また、大の甘党で京都の有名な銘菓もたびたび登場します。
ポイント3:「命のあり方」について優しく考えさせられる
患者さんの症状だけでなく、その人がこれまで歩んできた人生や家庭の背景まで受け止めてくれるマチ先生。自分や大切な人の「最後の過ごし方」について考えさせられます。
「スピノザの診察室」はこんな人におすすめ!

「スピノザの診察室」は、全世代の方におすすめの本ですが、特に読んでほしいのはこんな方です。
- 病院や病気に対して不安を感じたことがある人
- 大切な人の介護や療養で心が疲れている人
- 「命の在り方」や「最期の向き合い方」についてじっくり考えたい人
- 医療とは?幸せとは?日常の愛おしさを感じたい人
- 温かい物語に癒されたい人
読み終わった後に、心がフッと軽くなり、じんわりと優しい余韻が残る本です。
まとめ:図書館で見かけたらぜひ手にとってみて!
私は図書館で借りて読んでから、手元に残しておきたくなり、本を購入しました。
何度でも読み返したくなる人生の本質について描かれている本だと思います。
まずは、図書館でみかけたら読んでみてくださいね!

